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平成23年(2011) 大気有害物質特論

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問8

JIS による排ガス中の塩素分析方法に関する記述として,誤っているものはどれか。

(1) 2,2′-アジノ-ビス(3-エチルベンゾチアゾリン-6-スルホン酸)吸光光度法(ABTS 法)では,塩素は酸性下でABTS と反応して,緑色に発色する。
(2) 4-ピリジンカルボン酸-ピラゾロン吸光光度法(PCP 法)では,塩素はクロラミンT として捕集した後,最終的にPCP 溶液により青色に発色する。
(3) ABTS 法,PCP 法ともに酸化性ガスや還元性ガスが共存すると影響を受けるが,後者はNO2に妨害されない特徴がある。
(4) 発がん性の疑いのある試薬を使用するオルトトリジン吸光光度法は,JIS の本体から附属書へ移された。
(5) イオンクロマトグラフ法では,試料ガス中の塩素を過酸化水素水に吸収させて,塩化物イオンとして測定する。

(1)  (2)  (3)  (4)  (5)




平成23年 正解回数
大気有害物質特論
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